むかし むかし わたしは小田急沿線住民だった

だけど ずいぶん 離れてしまって・・・

・・・新宿駅から 小田急タマ線への行きかたが 本当に わからなくなって しまった!!

 「・・・すみません、小田急永山には どれに乗ったら・・・・?」

と 駅員にたずねてみると

 「ああ、それなら地下に行って、代々木上原で乗り換えてください・・・」

とクールな、声。

お礼をいって、わたしはますます混乱する。

昔の記憶に縛られているからであろう。

わたしにとっては、新宿駅地下階とは、各駅停車が出る場所だったのだが・・・・・そうか、区間準急もここから出るのか・・・

そして、千代田線から来る電車よりも新宿から行く電車のほうが優等列車であるかのような気がしていたのだが・・・・・

最近は千代田線やタマ線の勢力が強まっているらしい・・・ことを、知った。

(情報遅すぎだな・・・・)

小田急線は本数が少ないと思う

小田急線は待ち時間が長いと思う

小田急線は混んでいると思う

小田急線はほどほど近くの各駅停車駅に行くのが不便だと思う

小田急線の車掌のアナウンス(携帯電話の注意とか)は長いと思う

だけど そんな もろもろが むしろ 小田急であるところの 「小田急性」みたいなものを 浮かび上がらせている ああ 車掌は 駅員は 美しくあらねばならないのだ スミレの野原をかける 風 けっしていいかげんに 立ち現れない それが 小田急の駅員

・・・そんなことを思いつつ乗り込む、小田急タマ線。

長袖シャツの車掌、袖口のタック、使いこなれた手袋の汚れ。

その車掌の長袖の先と、手袋の間に、肌が見える、その車掌が毛深いことにわたしは気づく。

黒川駅は森の中、はるひ野、新しい駅だ、車掌の背中、タック、タック、風に膨らむシャツのタック、タック、毛深い男性は細身が多い、そしてその毛深い車掌は横幅のある体系だったが、横を向くと身体がとても薄かった、まるで板のような車掌が、黒川をすぎ、わたしの到着駅を告げる、尻ポケットにホイッスル、タマ線は空中散歩、車掌の二の腕のあたりに、赤く燃えているエンブレム、青み静かな車掌の情熱を、そのロマンスカーマークにみるような気がします、ここはタマニュータウン、つくりものっぽい風景たち、道路、歩道橋、出窓のある家、そんな情景にとても似合う車掌の造形、小田急の車掌は弦を張り詰めた板になり、作り物になってきれいな声を響かせているのです、板になったあなたを持って帰りたい・・・・・。

そんな感じで出張などあった一日でした。いいお天気で、ずいぶん日焼けしてしまいました。イベントの打ち合わせで神楽坂にも行きましたが、活気があっていい町ですね。

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